カウンセリングを始めたときに話しておくこと。確認すること。

カウンセリング

こんにちは、D.Cozieです。

今日は「カウンセリングを受けたとき、始めに何を話せばいいのか」について説明したいと思います。

カウンセリングに初めてきた人にカウンセラーが聞くこと。

カウンセリングを受けようと決めた人。
初めてカウンセリングを受けたとき、カウンセラーに何を聞かれるのか。
それについて説明したいと思います。

1.どんな相談で来たのか。

いうまでもなく、これは先ず聞きます。
「どういった相談でこられましたか?」

カウンセラーとしても大事な質問です。
「相談内容がカンセリングで解決できるかどうか」を、
カウンセラーは確認します。

まずは話しを聴かせて頂いて、
「ああ、その悩みだったら確かにカウンセリングが必要」と判断したり。
「その悩みはカウンセリングではなくて、別の相談機関に行った方がいいかも
というときもあります。

ほかの相談機関に行った方が良いときには、
「それについては別のところで相談した方がよいかもしれないです」
提案します。

たとえばカウンセリングよりも法律相談を受けた方がイイとか。まずはカウンセリングの前に医療機関を受診した方がよい場合もあります。

「他のところにも相談に行っているけれども、こころについても相談したいから、
カウンセリングに来たんです」
そういう場合もあります。
そのときはカウンセリングを続けます。

2.ほかに相談をしているか。通っている場所はあるか。

カウンセリングを受けに来る前に、どこかで悩みを相談している場合があります。

とくに精神科など病院に通っている場合には主治医の確認(カウンセリングを受けていいかどうか)が必要な場合があります。

また「カウンセリングをほかで受けている最中なんだけれども、そこに疑問を感じたのでとりあえず、ほかのところも受けてみたい」
という方もおられます。

この場合はとても判断が難しい。

とりあえずは私は「まずはそのカウンセラーの方に疑問を感じているのでやめると伝えるか、もしくはどちらに通うか決めてから、カウンセリングを受けて下さい」と伝えます。

同時に二人のカウンセラーにつく場合、二人に違うこと言われると、相談者本人のなかで混乱が起きてきます。ですのであまりお勧めはしていません。

どうしても!という場合は考えますが。そこは相談です。

3.いつからその悩みごとについて悩んでいる?

これも重要です。

というのも「10年前からこの悩みを抱えていた」というとき。

「どうして10年間も我慢してたの?しかも何で今のタイミングで相談に来たの?」

ということが気がかりです。

人生を変えようと思った重大なキッカケが最近あるかもしれないからです。

ほかには「ちょっと最近、気分がすぐれなくて」という場合。
とりあえず今までは問題がなかったけれども最近悩み始めたというタイプ

気分を安定させるお薬はもらっているけれども。
こころの悩みも整理したいというタイプの場合も含まれます。

よく考えると当然かもしれないですが。
10年かけて悩んでいた悩みは、やっぱり解決するのに時間がかかることが多い。
最近急に悩み始めた悩みは、解決するのも場合によれば解決も早い。

いつから悩んでいるのかというのが、カウンセリングの方針にも大きく影響するので、これも聞いておきます。

言いたくないことはいわないでいい。

とりあえずは3つほど、かならず聞かれる質問を上げました。

この質問について一番大切なのは。

カウンセラーに聞かれたとしても、

「言いたくないことは言わなくていい!!!」

悩みを相談するときに何より大事なのは。

「自分の守りたい秘密はしっかりと守ること」

そして「このカウンセラーを信頼できるかどうかわからないので、まだいいたくない」

その気持ちを大事にすることです。
だから初めて訪ねたカウンセリングで聞かれたことでも、いいたくないことはいわなくていい。

カウンセリングであっても基本は人間関係。

普通の人間関係であっても、

「この人に自分の秘密を話すか」

かなり慎重になると思います。
それはカウンセリングでも同じです。

カウンセラーを見て「この人には話せそうかどうか」を判断してみる。
そして「なんか話しても大丈夫そうだ」と思ったら話してください。

初めてカウンセリングに行ったときは何を聞かれるかとても緊張します。
でも何よりも大切なのは「カウンセラーとの相性」。

カウンセリングが始まると、そのカウンセラーと会い続けることになるので。
とりあえずは3つの質問への答えは用意しておいて。

あとはカウンセラーの反応を見ながら、聞かれたことを話すとよいと思います。