こんにちは、D.Cozieです。
今日は「自分自身のことが好きでたまらないようにみえる人」について話したいと思います。
自己愛が強い人たち。
「自分自身のことが好きでたまらない状態」とはどのような状態でしょうか。
- 自分のことしか話さない。
- 自分が常に正しいという。
- 自慢ばかりする。
このあたりでしょうか。
どのような形で出てくるかというと。たとえば。
「他人と集まって話をするときに、他人の話には全く耳を傾けない。
けれども自分の話は、相手に構わずずっと話し続ける」
「相手が意見をいったとしても。それは違う。これが正しいんだ」
間違いを指摘されたとしも「いや、違う。こっちが正しいんだ」
何か失敗したとしても「間違っていたわけではない。最後のここだけが上手くいかなかったんだ」
「私はこんなに素晴らしいことを今までしてきたんだ。他の人はマネはできないだろう。
たとえば、○○という有名人にだって褒められたことがあるんだ。私って凄いだろ」
このような話をする人がいます。
身近にこのタイプの人がいると、どう付き合えばいいか困ります。
自己愛が強い人たちの裏側の気持ち。
「自分自身が好きでたまらない」タイプの人たち。
でも気持ちの裏側には「自分自身が嫌いでたまらなくて自尊心が低くて、傷つきやすい」
たとえば先程あげた3つの状態。裏の気持ちを考えると。
「自分のことしか話さない」←さみしくてたまらない。自分のまわりから誰かいなくなってしまうのではと不安。
「自分が常に正しいという」←間違っているといわれたらどうしよう。間違ってしまったら、自分はダメになってしまう。失敗への恐れ。
「自慢ばかりする」←誰も認めてくれないだろうから。自分で価値が高いかのようにみせないといられない。
自己愛が強いようにみえる人は、その背景には自己愛の傷つきを抱えている場合がとても多いです。
でも傷つきがあることを本人もできるかぎり隠したいし、他人からも傷がみえにくい。
そして対人関係がこじれてしまう。
自己愛が強い人とつき合うには。
自己愛の強い人とつき合うにはどうすればいいか。
それは。
- 「あなたのホントの姿(自己愛の傷つき)を知っているけれども。それにはあえて触れません」
- 「自己中心たっぷりの行動もあなたにとっては仕方のないことなのでしょう」
- 「とりあえず私は、あなたも弱い部分を持っている人間として関わる。
- 私もあなたの弱いこころの部分については責めないし、守ろうと思う」
こんな関わり方です。
どういうことかというと。
どんなに自慢話をしていても、本音に注目する。
「つらいよー,さみしいよー、ふあんだよー」
自慢話をしながら泣いていると思って、こちらも話しを聞いていくという関わりです。
自慢話を聞く側は、なかなか骨が折れますが。
このような態度をしばらく続けていると、自己中心的な人でも態度を柔らかくします。
というのも自分の弱さを覆い隠すために自己中心的な態度をする。
弱いままでも不安にならないのであれば、自己中心的な態度をとらなくてもイイ。
実際にそのような態度をとると、自己愛が強い人は。
「どういうことだろう」と戸惑いを見せますが、案外信頼もしてくれます。