人間関係はカウンセリングの始まりであり終わりである。

カウンセリング

こんにちは、D.Cozieです。

今日は「カウンセリングを受けるって結局、人間関係について学ぶこと」について話したいと思います。

悩みの始まりは人間関係。

カウンセリングに相談に来られる方の悩みの内容。
そのうち、ほとんどは「人間関係」に関する悩みです。

家族や友人関係、職場の人間関係。

人間関係が上手くいかないという悩みは多いです。

一見、人間関係ではないようにみえる悩み。
たとえば、仕事が上手くいかない。自分に自信がない。外出するのが怖い。

そういった悩みであっても、よく聴いてみると。

  • 職場の上司が厳しくてしんどい。
  • 周りの人に、どう評価されているか気になる。
  • 他の人にどう見られているか心配。

人間関係が影響した悩みであることがほとんどです。

悩み事を掘り下げてみると、ほとんどの場合、
「人間関係の行き詰まり」を体験しています。

カウンセリングで人間関係を学ぶ。

人間関係はどのようにすれば良くなるのでしょうか。

それは人との付き合い方を「自分なりの方法で」身に着けることです。

人付き合いをしていても、ある程度対処ができる。
そのような人間関係ができるようになるのを目指します。

カウンセリングでは、カウンセラーと人間関係を作ります。

カウンセラーとの関係の中でいろんな感情が動きます。

怒りや悲しみ、不信感や信頼感。不安や安心。

そういった、こころの動きが出て来たときに、
「どうしてこんな気持ちになるのだろう」
それを振り返っていきます。

感情はカウンセラーに対しても出てきますし、
話題にあげている誰か(家族や友人など)にも出てきます。
当然ながら、自分自身に対しても出てきます。

カウンセリングで人間関係を振り返っていくうちに、
「私ってこんな人付き合いをしてきたんだ」
と人間関係の見え方が変わります。

それに気づいてくると人間関係の取り方が、少しずつ変わってきます。
嫌だと思っていた人間関係が、前ほど嫌でなくなったり。
他人の評価を気にしていたけれども、それほど構わなくなったり。

ずっとこだわっていたはずの人間関係について、
以前よりも、こだわらなくて済むようになる。

結果として以前よりも悩むことが少なくなる。

それが人間関係を学んでいった結果として起こるのです。

2つの人間関係。

人間関係という観点からすると、悩み事は二つに分かれます。

  • 他人との人間関係。(外との人間関係)
  • 自分自身との関係。(内的な人間関係)

人間関係を学ぶには、実際に人間関係を体験することでしか学べません。
独りきりで学ぼうとしても、なかなか難しい。

カウンセリングで実際に人間関係を体験する。
そうやって人間関係について学ぶことができるのです。