こころの悩み事を放置できるときには解決できる。

こころの深層

こんにちは、D.Cozieです。
今日は「悩みをいつ解決したらいいのか?」について話したいと思います。

すぐに悩みを解決したくなるのがこころの動き。

家族関係や友人関係、仕事の悩みなど、いろんな悩みがあると思います。

悩みが出てきたとき「どうにかして早く解決して、悩みを解消したい」
そのような気持ちになります。

解決すれば楽になる。

人間のこころとして自然に思うことです。

  • 机が汚れていたら拭く。
  • 分からないことが出来たら調べる。
  • お腹がすいたので、何かを食べる。

悩みの原因がすぐに解決することであれば対処すれば解決します。

すぐに解決できる悩みだったら対処も簡単です。
でもカウンセリングで取り組むような悩みは、

「すぐに解決できない悩み」

  • 何度机を拭いても、綺麗になったと思えない。
  • 何を考えたらいいのかが分からなくなる。
  • お腹がすいていないのに、たくさん食べてしまって止められない。

このような悩みを抱えているときには、

「すぐに解決しようとするほど、解決できなくて悩みにはまり込む

そういう種類の悩みです。
では「すぐに解決できない悩み」はどうすればいいのでしょうか。

すぐに解決できない悩みは、解決しないで放置。

すぐに解決できない悩みは「解決しない」というのも対処法の一つです。

  • 綺麗になったと思えないけれども。とりあえずそのまま机を使う。
  • 考えても分からないことは、考えないようにする。
  • 食べたくなるけれども、しばらく食べずに待ってみる。

解決せずにそのままにしておくと、待てる時間が長くなってくる。

そうなると「解決できないで悩んでいた悩み」でも、
いつの間にか悩みではなくなってくる。

いつの間にか解決しているのです。

悩みを放置できないときには別のことをする。

悩みをどうしても放置できないとき。

「完璧を目指さず、とりあえず5分でも待つ」
まずはそれで充分。

何もせず待っていても気持ちが落ち着かないなら、
「とりあえず、悩みとは全く関係のない別のことをする」

同じ悩み事をずっと悩んでいるときには。

解決法を今探してみても見つからないだけかもしれません。
解決法はひとつだけではありません。いくつもあります。

放置するのも解決法の一つ。

待つ能力を育てるというのも、こころの悩みを解決には大切です。