もう一度会いたいと思ってもらえる会い方。

こころの深層

こんにちは、D.Cozieです。

今日は「もう一度会いたいと相手に思ってもらえるにはどうしたらいいか」
について話したいと思います。

「もう一度会いたいと思ってほしい」
こういう悩みを抱えたことはありませんか。

たとえば、片思いをしている相手。
相手は自分のことをどう思っているか分からない。
けれどもどうにか一緒に出掛けることができた。
できることなら「もう一度会ってほしい」。

たとえば、仕事で営業をしたとき。
相手に商品を勧めた。それでどうするかは考えている。
けれども、もう一度店に来てくれるかわからない。
できることなら「もう一度、来てほしい」

こういうことってよくあると思います。

なぜこのテーマを取り上げるとカウンセリングでも、
こういう場面が良くあります。

初めて相談に訪れて下さった相談者。
たぶん、続けて来てくださったら、よいと思う。
けれども、1回だけで終わってしまって、
次に来なかったらどうしよう。

ではどうしたらいいのでしょうか。

来てもらためには、相手におみやげを渡す。

カウンセリングを習い始めたときに教わったことです。
「毎回、カウンセリングで会った相手には、かならずおみやげを渡すこと」

これって、始めは本当にわかりませんでした。
でも、しばらくカウンセリングをやっていると、ものすごくわかります。

これができるようになってくると、続けてカウンセリングに来てくださる方が、
モノスゴク増えるようになりました。

では、おみやげとはなにか?

実際に、モノを渡すわけではありません。
こころに関するおみやげを渡す。
簡単に言えば。

「来てよかった!!」

と思ってもらえるように、相手が望んでいる期待に、
しっかりと答えることです。

相手が望んでいる期待?
これを分かるようになるまでがとにかく難しい。

わかろうとしても、なかなかみつからない。わからない。

でも続けているうちにわかってきたことがあります。
気づいていしまうと案外単純なことなのですが。

「どうして私に会いに来たのですか?」

動機を確認する。

始めは「ちょっとしんどくて」とか。
「近くにあったので、試しで」とか。
曖昧な理由から始めますが。

そういうのも全部含めて、その人にとっては、
ここに会いに来ずにはいられない、どうしようもない理由がある。

と考えるほうがいいかもしれません。
たとえちょっとした食事や買い物であっても。
ほかにもできることは何かあるはずなのに、あえてそれを選んだ。

そうなるとこちらができることは。
「せっかく、私と会うのを選んで下さったのであれば、
できる限り、分かる限りの範囲で、自分が相手にできることをしよう。
(押し付けにならないのも当然気を付けて)」

これがおみやげになるのです。

おみやげを渡す効果をさらに高めるコツ。

でももうひとつポイントがあります。

「相手が楽しむだけではない。こっちも会えてよかったと思えるように」
お互いに良い時間を過ごせたな、と思うことがとても大切です。

一方的に相手に奉仕していると、こちらはしんどくなります。
奉仕しているように見えつつも、こちらも何かおみやげをもらう。

そうやってお互いにおみやげを渡し合う関係になっていると。
ほとんどの場合は、次にまた会いに来てくださいます。

また会いたい、続けて会いに来てほしいという人と出会ったとき。
どうやったらまた会ってくれるか。

それについてコツを書いてみました。

相手にとって何がおみやげになるかは、個人によって全く違います。
こういうコツがあるとわかったら、まずは実践してみてください。
かならず「ああ、これがおみやげだ」とわかるようになりますので。