こんにちは、D.Cozieです。
今日は、「道具によってどこまで仕事(勉強)ができるようになるか」を考えたいと思います。
これには私も、かなり悩まされてきました。
というのも、勉強や仕事がはかどらないとき「これさえあれば上手くいくのでは?」
と思いがちです。
けれども、それを買ったところで、根本的に解決できるわけではない。
解決できないと「わかっている!」のに、また道具を探してしまう。
そんなことの繰り返しです。
たとえば。
「良いペンを買えば、すらすらと文章が書ける!」
この思考にはかなりはまっています。
(今だに抜けられない)
世の中には「書きやすいペン」があふれています。
ホント、ときにはビックリするほど書きやすかったりするのですが。
そういうペンを買うと「仕事が効率的になる。スピードアップ!」と思ったりします。
でも、結論からいうと。
当然、ペンを買ったところで、仕事の効率があがるわけない!
仕事が上手くいかないときって、書く以前に「手が動かないんだよ!」
ペンを使う前に、書けなくなっています。
ひたすら、「良いアイディア浮かぶかも」と空想してるだけで時間が過ぎる。
ペン不要。
新しいペンを買った瞬間は「これで何かかけるかも」と喜んで、
文章をひねり出して、ノートや原稿用紙(これもアイテム!)に書いたりします。
でも数日たつと、元の木阿弥。
所有欲は満たされたけども、書けた!という満足感は相変わらずない。
「どうやったら書けるようになるの?」という不満と焦りだけ残る。
じゃあ、書きやすいペンはいらないの?
かなり必要です。どういうときに必要かというと。
「すでに毎日書きまくっていて、どうしてもペンが必要だ。
たくさん書いて、片付けて行かないと仕事がまわらない」
という人です。
書いて書いて書きまくる。
そんな人には、インクが滑らかに出て、書きやすいペンが適しています。
(ちなみにゲルインキのペンは書きまくると消耗が早いので。
替え芯の用意が必要だと思います)
(そのうえ、安いゲルインキのペンは、2回ぐらい替え芯を変えると、ペン軸のゴムが下手って来るので。そういう人は、ちょっと高めのしっかりとしたペン軸のゲルインキボールペンを勧めます)
でも書いていない人がペンで書けるようになるわけではありません。
書けない人はまず、書けるようになってから、ペンを選ぶ!!
この順番がとても大事です。
勉強も似ています。勉強をしてない人が、道具を買っても勉強はしない。
すでに勉強をしまくってて、どうしても道具が必要になったので買う。
そうすると、道具を使いこなすことができます。
所有する喜びは?
それは構わないでしょう。
良い道具があると、ややテンションが上がります。
つまり気持ちにとってプラスになる。
しばらくは「気に入った道具を愛でる」という至福の時間をすごせます。
でも買ったことで、気分が良くなり、仕事にプラスになったとしても。
それは一時的な効果です。
直接的な効果の方が、結果に影響を与えます。
なのでまずは所有するより、「とりあえず手を動かそう!」
そのほうが方が仕事や勉強の効率は上がります。