前向きになるだけでは人生は変わらない。でも変わる方法はある。

こころの深層

こんにちは、D.Cozieです。
今日は「前向きになるだけでは人生は変わらない」という話をしたいと思います。

どういうことでしょうか。

「人生をどうにか良くしたい!」と思ったとき、どうしますか。
私はとりあえず情報を集めます。「人生を変えるにはどうしたらいい?」

いわゆる自己啓発系のサイトや本をひたすら読む。
このあたりは王道かもしれません。

私もかなり、そういった本を読みました。何百冊も。
確かに、いいことがめちゃくちゃたくさん、書いているんです。

「人生、前向きになれば変わっていく」
「マイナスなんか気にしなくていい。プラスの部分をみていこう!」
「願いは必ずかなうんだ!」

それはいいことを知った!と思って、取り組んでみました。
毎日、前向きなことを言ってみたりして。でも。

「全く変わらない!」

なぜ?なぜ?なぜ? あんなに「前向きになろうと書いているのに!」

今、振り返ると、当たり前と言えば当たり前なんですが、そのときは全く気付いていませんでした。思いを変えるダケでは人生は変わらないことを。

自己啓発系の本に書いている内容は、確かにその通りで間違っているとは思いません。
でも私のように、やや内向的で、いわゆる行動力のない人が成果を出すには「前向きな言葉」だけでは、人生はナカナカ変わらない。

ではどうすれば、変わるのでしょうか。

ある程度、自分の人生を変えられるという経験を積み重ねてみると、「なんだ、そんな簡単なことなのか」とわかったのですが。以前はわかりませんでした。

ひとことで言うと簡単です。

「先に最終結果を考えよう」そのあと「ひたすら作業をして、結果をつなごう」

それだけです。

どういうことかというと。
試験に受かりたい、資格を取りたい、スキルを身に着けたい、結婚したい、お金を稼ぎたい。

その結果を出すために「具体的に何かすることはありますか?」

たとえば資格を取りたいのであれば「勉強をする」というかもしれません。
よくあるのは「何時間勉強する」「この参考書を解く」などがありますが。上手くいかない場合があります。

というのは、「それをしたところで、最終結果と具体的に繫がっている?」

確認すると「勉強時間は長いし、参考書は仕上げた。けれども失敗した。なぜ?」

ここで問いが出てきます。
「勉強時間を増やして、参考書を解いて、結果として具体的にどんな状態になるかを想像していた?」これを聞くと、「ある程度、問題が解けるようになってると思った」とややあいまいな返事だったりします。

資格取得を目指すなら「具体的にその資格を取って、どんな仕事をしているのか、具体的にイメージする」のが大切です。

そこまでイメージしてから勉強すると「この知識はこういうときに使うのでは?」と考えるので、記憶にも残りやすいです。

これは資格試験の話ですが、ほかの場合でも同じです。

結婚したいのであれば、具体的にどんな相手と、どんな生活をしていているのか想像する。そしてそのためには何が必要なのか、一つずつ準備をする。

お金持ちになりたいのであれば、具体的にいくらぐらい稼ぎたいのか、どんな生活をしたいのか、お金を稼ぐ具体的な方法を今から取り組めるか。

こういった具体的な結果のイメージと、具体的な手続きがみえてきたとき。
あとはひたすら作業をして、最終結果まで、小さな成果をつないでいくと人生が変わります。

では「前向きになろう」という気持ちは役立つのか。

もちろん役立ちます。

かならず途中で「もうできない」「どうせ私にナンカ、達成できないんだ」と行き詰るときがあります。

そんなときに呪文のように「かならず願いはかなう」「前向きに行こう」と自分を奮い立たせるエネルギーを生み出す。
そのために自己啓発の言葉は、とても役立ちます。

まとめると、人生を変えるにはどうしたらいいか。

大きな結果に向かって、道を外さず、小さな成果をひたすら積み上げていく。
その気持ちを奮い立たせるために、前向きな気持ちになる。

この2つがとても大事です。